院長ブログ

2022年05月18日 インプラントはどのような治療方法?|特徴とメリットを紹介

静岡市葵区 わたなべ歯科クリニック
歯科医師 院長 渡邉信介

 

歯を失った場合、治療の選択肢の一つにインプラントが挙げられます。インプラントは、顎の骨にインプラント体と呼ばれるチタン製のネジを埋めて、その上に被せ物をする治療方法です。今回はインプラントの特徴とメリットをご紹介します。

インプラントの特徴

インプラントは保険が適用しない自由診療のため費用が高額になりますが、インプラント治療の選択をされる方が増えてきています。その理由はインプラントは入れ歯やブリッジと違って自分の歯のように噛むことが可能です。見た目も天然歯のように自然であることから高額でも選ばれる治療方法となっています。

インプラントは手術が必要

インプラントは顎の骨にインプラント体と呼ばれる小さなチタン製のネジを埋める手術を行い、その上に被せ物をする治療方法です。そのため身体への負担は少なからずかかるといえます。

ブリッジや入れ歯は手術は必要ありませんが、ブリッジでは周囲の歯を削って被せ物をしたり、入れ歯では周囲の歯にバネをかけたりすることで周囲の歯に負担をかけます。

どの部分でも治療が受けられる

前歯から奥歯までのどの部分でもインプラントを埋めることができます。また全部の歯を失っていてもインプラントを入れることが可能です。この場合は4~6本のインプラントを埋め込み、歯の並びが一体化した補綴物を入れる治療方法か、インプラントで入れ歯を支えるインプラントオーバーデンチャーとなることが多いです。

インプラントのメリット

インプラントのメリットを紹介します。

自分の歯のように噛める

インプラントは顎の骨にしっかり固定されるため、自分の歯のようにしっかりと噛むことができます。

違和感が少ない

入れ歯と異なり、周囲の歯にバネをかける必要がありません。そのため違和感が少なくて済みます。またバネをかける必要がないため、周囲の歯に負担がかかることがありません。

見た目が良い

インプラントは見た目が良く、まるで歯肉から歯が生えているかのように自然な見た目をしています。被せ物も審美性が高いセラミックなどを用いることで天然の歯と同じような見た目になります。

まとめ

インプラントの特徴とメリットを紹介しました。インプラント治療は手術を必要とするため、糖尿病や高血圧の方はインプラント治療を受けられない可能性があります。インプラントを検討されている方は、歯科医院での適切な検査、診断を受ける必要があります。

 

静岡市葵区 わたなべ歯科クリニック
歯科医師 院長 渡邉信介

2022年04月28日 インプラントと部分入れ歯どっちがよい?それぞれの違いを解説

静岡市葵区 わたなべ歯科クリニック
歯科医師 院長 渡邉信介

むし歯や歯周病で歯を失ったときは、インプラント・入れ歯・ブリッジのいずれかで補う必要があります。しかし、失った歯の本数が多いとブリッジが選択できないことがあります。そのような場合、インプラントと部分入れ歯が選択肢になり、迷う方も多いです。そこで今回はインプラントと部分入れ歯の違いについて紹介します。

インプラントとは

インプラントとは骨に人工歯根を埋め込み、そのうえに人工歯を装着する治療方法です。インプラントは手術が必要になりますが、自分の歯のように噛むことができます。

インプラントのメリット

インプラントのメリットには以下のようなことがあります。

 

  • 部分入れ歯のような違和感はほとんどない
  • 自分の歯のように噛める
  • 審美性に優れており、周囲の人に気づかれない

 

インプラントは骨の中に埋め込むもののため、目立つことなく違和感はほとんどありません。また部分入れ歯と違って、噛む力が強いため自分の歯のように噛むことができます。インプラントで使用する金属は、チタンと呼ばれている金属です。これは人工関節などにも用いられており、人体によくなじみ安全性の高いものになっています。

インプラントのデメリット

インプラントのデメリットには以下のようなことがあります。

 

  • 外科手術が必要になる
  • 他の治療と比較すると治療期間は長い
  • 保険適用外のため費用が高額になる

 

インプラント治療は外科手術が必要になります。そのため、全身疾患がある方は受けられない可能性があります。なおインプラントの治療期間は約3ヶ月~半年かかることが多く、他の治療方法と比較すると長い傾向にあります。また、インプラントは保険適用外の自由診療になるため、費用は高額になりがちです。

部分入れ歯とは

部分入れ歯とは、歯を失ったときに補う装置の一つで、隣の歯にバネをかけて装着します。部分入れ歯には保険適用のものと自由診療のものがあります。前者はプラスチックでできた素材を使用し、バネは金属を使用していることが多く、後者は強度が強いものの素材を使用し、バネも歯ぐきと同じ色をした素材を選択できます。

部分入れ歯のメリット

部分入れ歯のメリットには以下のようなことがあります。

 

  • ご自身で取り外しが行え、ケアができる
  • 手術を必要としない
  • 保険適用のものを選択すれば費用を抑えられる

 

部分入れ歯を作製する際は歯型をとるだけで済み、手術を必要としません。そのため身体に負担がかかることはありません。また治療期間も短いのが特徴で、保険適用のものを選択すれば費用を抑えられます。

 

なお部分入れ歯はインプラントと違ってご自身で取り外しが行えるため、洗浄して清潔に保つことができます。

部分入れ歯のデメリット

部分入れ歯のデメリットには以下のようなことがあります。

 

  • 違和感を覚えやすい
  • 噛む力が弱い
  • 慣れるまでは食べにくい

 

部分入れ歯は、慣れるまで違和感を覚えやすかったり、話しにくいといったデメリットがあります。また噛む力はご自身の歯よりも弱いため、硬いものが食べにくかったりします。

治療を選択する際に考えること

歯を補うための目的は、噛む機能を回復することです。そのため見た目だけで歯を補っても、満足に噛めなければ治療の意味がないと言っても過言ではありません。それを踏まえた上で、それぞれのメリット・デメリットを理解し、治療の選択をすると良いでしょう。

まとめ

インプラントか部分入れ歯かどの治療が最善なのかは、残っている歯の本数やお口の状態によって異なります。歯を失った際はそのままにするのではなく、まずは歯科医師に相談して適切な治療方法を選択しましょう。

 

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歯科医師 院長 渡邉信介

2022年04月22日 インプラント治療後に頭が痛い?考えられる原因と対処法について解説

静岡市葵区 わたなべ歯科クリニック

歯科医師 院長 渡邉信介

 

 

インターネット上では、インプラント治療を受けた後に「頭痛がする」という口コミを見ることがあります。インプラントは成功率の高い治療方法で、本来であればこのような症状が起きることはほとんどありません。ではなぜ、インプラント治療後に頭痛は起きるのでしょうか。ここではその原因と対処法について解説します。

インプラント治療後に頭痛が起きる原因

ごくまれにインプラント治療を受けた後に頭痛が起きる方がいます。それには以下のような原因が考えられます。

・噛み合わせが合わなくなった
・上顎洞に傷がついた

それぞれどのようなことか詳しく見ていきましょう。

噛み合わせが合わなくなった

インプラントの被せ物は長い間使用していると、すり減ることがあります。また歯全体の噛み合わせが変化すると、インプラントの噛み合わせが合わなくなることがあります。これらのことが原因で噛み合わせが合わなくなると、インプラント・歯・顎関節に負担がかかり、頭痛が起きることがあります。なお顎関節に大きく負担がかかると「顎関節症」になってしまうことがあります。これは頭痛・口が大きく開かない・顎関節に痛みがあるなどさまざまな症状を引き起こしてしまうのです。

上顎洞に傷がついた

上顎には「上顎洞」と呼ばれている空洞があります。そのため上顎にインプラントを入れるときに上顎洞を傷つけてしまうと、細菌感染を起こしてしまう可能性があります。このような場合、頭痛・鼻が詰まる・発熱などの症状が出ることがあります。

インプラントが原因で頭痛が起きたときの対処法

インプラントが原因で頭痛が起きた場合は、原因に合った対処をしなければなりません。そのため噛み合わせが原因で頭痛が起きている場合は、マウスピースを装着したり噛み合わせの調整をしたりする必要があり、インプラントが原因で頭痛が起きている場合は、症状によって除去する必要があります。

いずれにせよインプラント治療を受けたあとに頭痛が起こる場合は、インプラントや噛み合わせにトラブルが起きている可能性があります。放置しても自然に治ることはないため、「おかしいな」と感じたらすぐにインプラントを受けた歯科医院に相談しましょう。

まとめ

インプラント治療は安全性の高い治療方法ですが、まれに頭痛が起きることがあり、その原因はさまざまなケースがあります。噛み合わせが原因であればマウスピースの装着や噛み合わせの調整で改善が見込めますが、インプラントが原因である場合、再治療が必要になることもあります。そのままにするとインプラントに悪影響が及ぶ可能性があるため、インプラントを入れてから頭痛が起きるときは、まず歯科医師に相談すると良いでしょう。

 

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歯科医師 院長 渡邉信介

 

2022年03月30日 インプラント周囲炎はインプラントの歯周病|インプラントが歯周病になる原因と治療方法を解説

静岡市葵区 わたなべ歯科クリニック

歯科医師 院長 渡邉信介

 

インプラントを入れた後は、丁寧なセルフケアとプロによる定期的なメンテナンスを行わないと、インプラント周囲炎になる可能性があります。インプラント周囲炎を初めて耳にした方も多いはず。そこで、インプラント周囲炎の原因と治療方法について解説します。

インプラントも歯周病になる

インプラントはむし歯にはなりませんが、インプラント周囲炎と呼ばれる歯周病になる可能性があります。

インプラントのメンテナンスを怠ると、インプラントの周囲に歯垢が溜まり、歯垢に潜在している細菌に感染します。細菌に感染すると歯肉に炎症起こし、インプラント周囲粘膜炎になります。

さらに細菌感染が顎の骨まで広がると、インプラント周囲炎になり、インプラントを支えている骨が減少します。

インプラントが歯周病になる原因は歯垢

歯垢に潜在してる細菌や、過度な力の負担でインプラントと骨の付着が破壊され、出血、排膿が生じ、進行するとインプラントの揺れや、脱落を引き起こします。インプラントが歯周病になる原因は以下の3つです。

メンテナンスを怠ってしまった

メンテナンスを怠り、歯垢が溜まったまま放置すると、細菌に感染し、インプラントが歯周病になるインプラント周囲炎の可能性が高くなります。

インプラントはむし歯にはなりませんが、天然の歯と同じように歯周病になります。インプラントは入れた後のメンテナンスは重要です。

インプラントに過度な力がかかってしまった

歯ぎしりや食いしばりなど、インプラントに過度な力が加わると、骨とインプラントの付着が壊れてしまいます。付着が壊れるとインプラントの歯周病が発症しやすくなります。

歯ぎしりや食いしばりをしている方は、インプラントにかかる力を緩和する、ナイトガードと呼ばれるマウスピースを装着するなど、予防が必要です。

歯周病の治療をせずインプラントを入れた

インプラント周囲炎と歯周病の原因菌は類似しています。歯周病に罹患しているのにもかかわらず、治療せずにインプラントを入れてしまうと、インプラント周囲炎の原因となります。

歯周病に罹患している場合は、歯周病の治療を行ってからインプラント治療を行い、インプラントを入れた後も、継続して歯周病治療を行うことが非常に大切です。

治療方法は細菌の除去

治療方法は、大きく2つの治療に分けられます。重症状で回復が見込めない場合はインプラントの除去を行います。

噛み合わせの調整

歯ぎしりや食いしばりなど、噛み合わせが問題の場合、ナイトガードの作製や、人工歯の噛み合わせの調整が行われます。

細菌の除去

インプラント周囲炎の原因は細菌感染によって起こります。治療は細菌を除去し症状の緩和を図ります。重症度によって治療方法は異なります。

機械的清掃

症状が初期の場合、インプラントの周囲の歯垢や歯石を除去します。

殺菌療法

中等度の場合、インプラントと歯肉の間に薬剤を入れて洗浄します。機械的清掃と併用されることが多いです。

抗菌療法

抗生物質をインプラントと歯肉の間に挿入、または抗生物質を投与します。

外科的処置

進行が進んでしまった場合、切除療法や再生療法を行います。

インプラントの歯周病を予防しよう

インプラント周囲炎の予防は、歯垢を溜めないことです。日頃の丁寧な歯磨きが、非常に大切です。

歯ブラシの他に、フロスや歯間ブラシなど、お口の状態にあった清掃道具を選びます。インプラントを入れたら、改めて歯科医師、歯科衛生士のブラッシング指導を受けることをおすすめします。

また、歯科医院で定期的なメンテナンスも非常に大切です。レントゲンや噛み合わせの確認をし、状態にあった処置を受けることができます。

まとめ

「インプラントを入れたから、むし歯、歯周病にならないから安心。」と思われていた方も多いはず。インプラントはむし歯にはなりませんが、溜まった歯垢から細菌感染を引き起こし、インプラント周囲炎と呼ばれる歯周病になる可能性があります。

歯磨きやメンテナンスを怠ってしまうと、インプラント周囲炎になる可能性が高くなります。予防のためには、日頃の歯磨きと定期的なメンテナンスが非常に大切です。

 

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2022年03月11日 インプラントを長持ちさせるためにもメンテナンスは受けよう

静岡市葵区 わたなべ歯科クリニック

歯科医師 院長 渡邉信介

 

インプラントは自分の歯のように噛めるため選ばれる治療方法でもあります。しかし、インプラントにはメンテナンスは欠かせないもので、怠ってしまうと炎症を起こしたり、脱落したりといったトラブルが発生するもあります。今回はインプラントのメンテナンスについて解説します。

メンテナンスの重要性

インプラント治療が終わった後は、セルフケアと定期的にメンテナンスを行う必要があり、これらを怠ってしまうと「インプラント周囲粘膜炎」や「インプラント周囲炎」になる可能性が高くなります。前者はインプラント周囲の粘膜に炎症が起きた状態で、腫れや出血を伴い、後者はインプラント周囲粘膜炎が進行し、骨にまで感染が広がった状態のことを指します。腫れ・出血・排膿を伴うことが多く、最悪の場合脱落につながります。どちらも「歯垢」が溜まってしまい細菌が繁殖することが原因です。そのためセルフケアと定期的なメンテナンスは必要不可欠と言えるでしょう。

メンテナンス

歯科医院で行うメンテナンスでは以下のような内容が挙げられます。

・レントゲン撮影
・インプラント周囲の粘膜に炎症がないか
・歯周ポケットの深さを測る
・インプラントが揺れていないか
・かみ合わせの確認
・お口全体のクリーニング

メンテナンスではインプラントを埋入した歯科医院で受けることが望ましいです。他の歯科医院ではインプラントを行なっていなかったり、インプラントのメーカーが異なったりするとトラブルが発生しても対応できないといったことがあります。また、他の歯科医院で埋入したインプラントは別途で費用がかかることも。なお、費用は保険適用で行える歯科医院もあれば、自費診療で行う歯科医院もあるため、事前に確認しておきましょう。

定期的なメンテナンスは症状にもよりますが、3~6カ月に1回の間隔で行うことが多いです。

セルフケア

インプラントのメンテナンスはご自身で行うセルフケアも重要です。インプラントを埋入したあとは歯科医師または歯科衛生士から歯磨き指導を行い、正しい磨き方ができるようにするところが多いです。特にインプラントでは歯と歯ぐきの間に汚れが溜まりやすいため、歯ブラシだけではなく、歯間ブラシやフロスといった道具を使用して磨く必要があります。

まとめ

インプラントの周囲に汚れが溜まってしまうとインプラント周囲炎などのトラブルが発生する可能性があります。ご自身でしっかり磨いていても磨けていなかったということは少なくありません。長く持たせるためにも定期的なメンテナンスとセルフケアをしっかり行っていきましょう。

 

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歯科医師 院長 渡邉信介

2022年02月25日 インプラントは虫歯になる?メンテナンスを怠るリスクを解説

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歯科医師 院長 渡邉信介

 

 

歯を失ったときの選択肢の一つにインプラント治療が挙げられます。これは顎の骨にインプラント体と呼ばれるものを埋め込み、その上に被せ物をする治療方法です。インプラント治療後はメンテナンスを受け良い状態をキープします。しかし、このメンテナンスを怠ってしまうとインプラント周囲炎などトラブルの原因になることも。今回はインプラントに起こり得るトラブルを解説します。

インプラントでも虫歯になる?

結論から言うとインプラントは虫歯にはなりません。そもそも虫歯とは虫歯菌が糖を原料とし、酸を排出して歯の表面にあるエナメル質を溶かすことです。虫歯が進行するとエナメル質の下にある象牙質まで広がり、さらに進行すると神経まで到達し痛みを伴います。これに比べてインプラントはセラミックなどの人工歯でできています。そのため虫歯菌の酸によって溶けることはありません。

インプラントのトラブルとは

上述ではインプラントは虫歯になりませんが、インプラント周囲粘膜炎やインプラント周囲炎になることガあります。前者はインパクト周囲の歯ぐきに炎症が起きた状態で、後者はインプラント周囲の組織までに進行したものになります。なおインプラントを支えている骨にまで進行するとインプラントが脱落してしまうこともあります。これらの原因は以下のようなことが挙げられます。

・歯の清掃不良
・喫煙
・歯ぎしり・食いしばり

それぞれ詳しく見ていきましょう。

歯の清掃不良

インプラントはセルフメンテナンスやプロによるメンテナンスは欠かせません。歯の清掃不良で歯ぐきの腫れや出血があるとインプラント周囲粘膜炎の原因となります。

喫煙

喫煙している方はインプラント周囲炎のリスクが高くなります。また顎の骨にインプラントが結合しにくいデメリットもあります。

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりでは顎の骨に強い負荷をかけてしまいます。そのため就寝時に装着するナイトガードを使用するなど工夫が必要です。

インプラント治療にはメンテナンスが必要

インプラント治療を受けた後は歯科医院でのメンテナンスが必要になります。これはとても大切なことで、歯磨きでは落としきれない汚れをプロによる施術でしっかり落とします。歯科医院によって間隔は異なりますが、3~6ヶ月に1回定期的に行うことが多いです。

まとめ

今回はインプラントのトラブルについて紹介しました。インプラントは虫歯にはなりませんが、インプラント周囲粘膜炎やインプラント周囲炎になることがあります。これらを予防するためにもセルフメンテナンスやプロのメンテナンスを怠らないことが大切です。

 

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2022年02月04日 インプラントがぐらつく原因は?対処法も併せて解説!

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歯科医師 院長 渡邉信介

 

 

インプラントは天然の歯と異なり、顎の骨と結合するため動くことはありません。しかし、インプラント周囲炎や被せ物が消耗してしまった場合は揺れてしまうこともあります。そのまま放置してしまうと思わぬトラブルに発展してしまうことも。今回はインプラントがぐらぐらする原因と対処法も併せて解説します。

 

インプラントがぐらぐらする3つの原因

インプラントが揺れてしまう原因には以下のことが挙げられます。

・ネジが緩んでいる
・インプラント周囲炎に罹患している
・被せ物に不具合が起きている

それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

 

ネジが緩んでいる

インプラントは主に人工歯根の代わりになる「インプラント体」と歯の代わりになる「人工歯」、それらを結合する「アバットメント」の3つの部品からなります。なおインプラントとアバットメントはネジで締めて固定するもので、歯ぎしりや食いしばりによって緩むこともあります。また人工歯とアバットメントはネジで固定するタイプと接着剤で固定するタイプがあり、ネジが緩んでしまったり接着剤が剥がれてしまうと揺れる可能性があります。

 

インプラント周囲炎に罹患している

セルフメンテナンスや歯科医院でのメンテナンスを怠ってしまうとインプラントが歯周病になることもあります。初期の段階ではインプラント周囲の歯ぐきが炎症を起こす「インプラント周囲粘膜炎」と呼ばれている状態で腫れや出血を伴いますが、進行するとインプラント周囲まで影響が及んでしまい「インプラント周囲炎」になります。この状態になるとインプラントを支えている骨が溶けてしまうため揺れや脱落してしまうこともあります。

 

被せ物に不具合が起きている

先述したとおり、インプラントと被せ物はネジで固定するものと接着剤で固定するものがあります。被せ物とアバットメントのネジが緩んでしまった場合、インプラントが揺れているように感じることがあります。また接着剤が剥がれてきたときも同様に感じるでしょう。

 

インプラントがぐらぐらするときの対処法

インプラントが揺れている場合、速やかに施術を受けた歯科医院に相談しましょう。これはインプラントと被せ物の間のネジが緩んでいたりアバットメントのネジが緩んでいたりする場合、施術した以外の歯科医院では締める器具がない可能性があるためです。なおインプラント周囲炎で揺れている場合はインプラントを除去しなければならないこともあります。

 

まとめ

今回はインプラントが揺れる原因とその対処法について紹介しました。原因にはネジの揺れや接着剤の劣化、インプラント周囲炎に罹患していることが考えられます。揺れを感じる場合は速やかに歯科医師に相談し、適切な処置を受けることが望ましいです。

 

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歯科医師 院長 渡邉信介

 

2022年01月21日 インプラント治療ができない人とは?難しいケースを解説

静岡市葵区 わたなべ歯科クリニック

歯科医師 院長 渡邉信介

 

インプラント治療とは歯を失ったときに補う治療方法の一つです。近年ではインプラント治療を行う歯科医院も増えている傾向にあり、身近な治療方法として確立しつつあります。ただインプラン治療は誰でも受けられる治療ではありません。今回はインプラント治療が難しいケースを解説します。

 

インプラント治療が難しいケース

インプラント治療が難しいケースは以下のとおりです。ただそのような場合でも対応できることもあります。

・顎の骨の量が少ない
・重度の歯周病である
・高血圧や糖尿病に罹患している
・骨粗鬆症に罹患している
・喫煙をしている

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

顎の骨の量が少ない

インプラント治療は顎の骨にインプラント体を埋入する手術を必要とします。そのため顎の骨に厚みがないとインプラントを支えることができないため治療が難しいケースとなります。

重度の歯周病である

歯周病に罹患しているとインプラントを埋入してもすぐにインプラント周囲炎になり、最悪の場合脱落する可能性があります。これは歯周病とインプラント周囲炎の原因は同じ細菌であるためです。このような場合は手術前に歯周病治療を行うことが一般的です。

高血圧や糖尿病に罹患している

インプラント治療は手術を行うため、血液をサラサラにする薬を飲んでいる場合は出血が止まらなくなるため手術を受けられないこともあります。また糖尿病では血糖値のコントロールが不安定な場合、インプラント治療を受けることは難しいでしょう。

骨粗鬆症に罹患している

骨粗鬆症では骨密度が低いため、インプラントを埋入しても支えることができず手術を行うことができません。

喫煙している

タバコを吸っている方はインプラント治療を受ける前に禁煙を推奨しています。これはタバコに含まれるニコチンがインプラントと骨の結合の妨げになるためです。またニコチンは歯ぐきの血行を悪くするためインプラント周囲炎になりやすい傾向にあります。

 

難しいケースの対応

上記のようにインプラント治療が難しいケースでは診査・診断をしっかり行って対応できるようであれば治療を受けることができます。例えば、骨粗鬆症でも軽度であればインプラントを受けることができます。ただビスフォスフォネート系の服薬している場合は骨が壊死してしまう可能性があるためインプラント治療は受けられません。また高血圧など血液に問題がある場合は、内科医との相談によりインプラント治療を受けることも可能です。このように難しいケースでも歯科医院によって対応できることもあります。

 

まとめ

インプラント治療は全身の疾患とも関わりがあるため誰もが受けられる治療方法ではありません。インプラント治療を受ける際はよく歯科医師と相談し、しっかり検査を行いご自身にあった治療方法を選択しましょう。

 

 

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歯科医師 院長 渡邉信介

2022年01月07日 インプラント治療の流れについて

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歯科医師 院長 渡邉信介

 

 

インプラント治療では通常のむし歯治療とは異なり、受診したらすぐに治療が開始するものではありません。まずはカウンセリングでインプラントの理解を深めてから、お口の中と全身の状態を検査し、その検査結果をもとに計画を立てて治療を行うことが多いです。今回はインプラント治療の流れについて解説します。

インプラント治療の流れ

インプラント治療では以下の流れで行うことが一般的です。なお埋入する本数や位置、顎の骨の硬さにより、治療方法にもさまざまな選択肢があります。

1.カウンセリング
2.検査
3.事前処置
4.一次手術
5.抜糸
6.安静期間
7.二次手術
8.人工歯の型取り・セット
9.メンテナンス

それぞれ詳しく解説します。

 

カウンセリング

初診カウンセリングではインプラント治療について理解を深めたり、相談したりする場です。インプラント治療を希望してもインプラントについて理解しているかたは多くありません。そのためほとんどの歯科医院ではカウンセリングの時間を設け、インプラント治療について分りやすく説明していることが多いです。

検査

カウンセリングを受け、受診すると決めたらお口の中の検査を行います。主にむし歯や歯周病の検査とレントゲン・CT・口腔内写真を撮影し、歯型を取ることが多いです。また全身の健康状態を把握するために血液検査を行う歯科医院もあります。

事前処置

歯周病に罹患している場合、処置を行ってからインプラント治療に入ります。これは歯周病とインプラントには深く関わりがあり、インプラントが細菌感染しないために行います。また手術前に歯のクリーニングを行い、お口の中の細菌量を減らす処置も行います。

一次手術

インプラント治療では顎の骨にインプラント体と呼ばれているものを埋め込みます、この手術では麻酔をするため手術中は痛むこともありません。

抜糸

手術後1~2週間ほどで糸を抜く処置を行います。

安静期間

インプラントと骨が結合するまで約3~6ヶ月の安静期間をおきます。下顎では3ヶ月程度、上顎では4~6ヶ月ほどおくことが多いです。

二次手術

二回法の場合、インプラント上部を歯ぐきから出す処置を行います。この処置はインプラント手術とは異なり15~30分と短い時間で終わります。

人工歯の型取り・セット

歯ぐきが治ったらインプラントの上部に取り付ける人工歯の型を取ります。型取りをしてから約2週間後には人工歯に取り付けることができます。

メンテナンス

インプラント治療後は定期的なメンテナンスを行い、状態や噛み合わせの確認を行います。インプラント治療ではメンテナンスとご自身のケアが非常に大切です。

 

まとめ

今回はインプラント治療の流れについて解説しました。ただこれらはほんの一例であり、お口の中の状態や、失った歯の本数、顎の骨の状態により治療方法は異なります。インプラント治療を希望する方は歯科医師とよく相談しインプラント治療の理解を深めてから検討すると良いでしょう。

 

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2021年12月24日 インプラントの治療期間はどれくらい?

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歯科医師 院長 渡邉信介

 

 

インプラントを希望しているけれど、治療期間がどのくらいかかるのか気になる方は多いでしょう。結論から言うとインプラントの治療期間は平均3カ月~1年かかることが多いです。ただ症例によって大きく異なるため、今回はインプラントの治療期間について解説します。

インプラントの治療期間

冒頭でも解説したとおり、インプラントの治療期間は症例により異なりますが、平均3カ月~1年かかることが多いです。これは顎の骨にインプラントを埋め込み、骨とインプラントが結合するまで待たなければならないため、通常のむし歯治療よりも長い期間必要となるためです。

治療期間が症例によって異なるのは、顎の骨の状態に個人差があるためです。顎の骨がしっかりしており、歯ぐきも健康な状態であればすぐに手術を受けることができますが、歯周病や顎の骨が薄い方は歯周病治療や顎の骨を造る手術をしなければならないため治療期間は長くなるでしょう。

インプラント治療の流れ

インプラント治療では以下の流れで行うことが一般的です。

・精密検査
・事前処置
・インプラント埋入手術
・インプラント定着期間
・人工歯の型取りとセット

それぞれ詳しく見ていきましょう。

精密検査

インプラント手術を行うと決まったら、お口の中の状態を確認します。検査ではむし歯や歯周病検査、歯の型取りやレントゲン・CT・お口の中の写真撮影などを行い、これらの資料を元に治療計画を立てます。

事前処置

歯周病に罹患している場合など事前に治療をする必要があります。また骨が薄い方は骨を造る手術を行うこともあります。その場合は骨ができるまで後約3~6カ月待つ必要があります。

インプラント埋入手術

インプラント手術には1回法と2回法があり、お口の中の状態により異なります。1回法では手術が1回で済み、約3カ月期間を置くことが多いです。2回法ではインプラントを埋入したあと歯ぐきの中に埋め、骨と結合するまで約3カ月~6カ月期間を置き、再度人工歯とインプラントを結合する装置を装着します。

人工歯の型取りとセット

骨とインプラントが結合したのを確認したら人工歯の型取りを行います。型を取ってから人工歯が入るまでは約1~3週間かかることが多いです。

まとめ

インプラントの治療期間はお口の中の状態より異なりますが、約3カ月~1年かかります。これは通常のむし歯治療と異なるため期間が長くなりますが、骨とインプラントがしっかり結合することで自分の歯のように噛めます。インプラント治療をご希望の方は歯科医師とよく相談し、適切な治療方法の選択をしましょう。

 

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