院長ブログ
2013年06月19日
学術講演会
今晩は今年度第一回の歯科医師会学術講演会が、曲金の静岡県歯科医師会館5階大会議室で催された。浜松ぺリオインプラントセンターの石川知弘先生の一から始める歯周外科処置というものであった。
私も、うちに勤務している小柴先生とともに参加した。本当はもう一人の勤務医小出先生も、参加する予定だったが、直前になって体調が悪くみ合わせるいうことで、小柴先生と二人の参加となった。
内容は、歯周外科に至るまでの、診査診断を始めとする初期治療の大切さを強くアピールしていた。すなわち、口腔内のセルフコントロールを主体とする、プラークの除去、禁煙指導、食事指導、全身疾患特に糖尿病のコントロールが重要であること。
そして、歯周外科には切除、骨切削により、ポケットを除去する方法とエムドゲイン、GTR、PRGF,等を用いて、歯周組織の再生を図る方法があるというものであった。又、インプラントを用いるにあたっては、それが口腔全体にどれだけのプラス要素を与えるのかを十分見極めたうえで、部分だけを見るのではなく、一口腔全体を考慮にいれた、オーラルリハビリテーションでなければならないということ、十分納得のいく内容であった。
とりわけ、歯周組織の再生療法に関しては、私も、昨日PRGFを用いた骨再生のセミナーを受講したばかりであったので、大変興味をそそられる内容であった。