院長ブログ
2013年06月20日 8020推進診療所研修会
本日は13時30分から8020推進診療所研修会が、昨晩と同じ県歯科医師会5階会議室で行われました。本当は2月17日に開催されたのですが、当日私は中村社綱先生の、インプラント研修会参加の為、出席できず、いわば補講という形であった。やはり、欠席なさった20名程の先生とともに今回受講したのであるが、2月のビデオの録画上映という形で開催された。
私は、昨年まで県歯科医師会8020推進部の部員として携わっていたので当然のごとく参加することにした。
8020推進診療所とは、今までのかかりつけ歯科医という概念をさらにすすめて、より積極的に地域住民に働きかけ、住民歯科会議を組織し、手を携えて虫歯、歯周病の予防を進めていこうという取り組みである。
先ずは、静岡県歯科医師会前会長の飯島先生の8020推進診療所の説明と十数年に渡る8020運動への思い、取組み方などのお話があり、続いて東京都中野区開業の景山正登先生の、予防歯科の重要性と、歯科疾患の予防や口腔の継続的な管理を行うための診療方針と実践方法の講演があった。
うちのクリニックでも、予防のためのPMTCで通院してくださる患者さんが一月に300人以上おられ、まさしく8020推進診療所として、今後十分機能していくことは可能である。
ということで、快く8020推進診療所への対応診療所に参加することにサインしたのである。
明日は午前、午後にインプラントオペが入っている。そのあと、17時30分から静岡第4分区ロータリーの新旧会長幹事会が清水で行われ、私は来期の幹事として参加予定であります。
2013年06月19日 学術講演会
今晩は今年度第一回の歯科医師会学術講演会が、曲金の静岡県歯科医師会館5階大会議室で催された。浜松ぺリオインプラントセンターの石川知弘先生の一から始める歯周外科処置というものであった。
私も、うちに勤務している小柴先生とともに参加した。本当はもう一人の勤務医小出先生も、参加する予定だったが、直前になって体調が悪くみ合わせるいうことで、小柴先生と二人の参加となった。
内容は、歯周外科に至るまでの、診査診断を始めとする初期治療の大切さを強くアピールしていた。すなわち、口腔内のセルフコントロールを主体とする、プラークの除去、禁煙指導、食事指導、全身疾患特に糖尿病のコントロールが重要であること。
そして、歯周外科には切除、骨切削により、ポケットを除去する方法とエムドゲイン、GTR、PRGF,等を用いて、歯周組織の再生を図る方法があるというものであった。又、インプラントを用いるにあたっては、それが口腔全体にどれだけのプラス要素を与えるのかを十分見極めたうえで、部分だけを見るのではなく、一口腔全体を考慮にいれた、オーラルリハビリテーションでなければならないということ、十分納得のいく内容であった。
とりわけ、歯周組織の再生療法に関しては、私も、昨日PRGFを用いた骨再生のセミナーを受講したばかりであったので、大変興味をそそられる内容であった。
2013年06月18日 AOIS例会
本日は2か月に一回開かれる、AOISの例会が浅草歯科医師会館で行われた。
今日の講師は、神田で開業している塚原宏泰先生でした。
東京医科歯科大学客員臨床教授、日本口腔外科学会指導医、BTI社公認PRFG指導医でもあります。
テーマは、PRGF-Endoretの話
患者自身の血液を採取し、遠心分離機にかけて濃度の濃いものと薄いものに分離する。その血小板成分のみを取り出して治療に役立てるというもの。
PRGF-Endoret®は最も先進的な自己由来の多血小板血漿であり、組織の治癒と再生を促進 するために患者の自己血から未活性増殖因子を多く含んだ血漿とフィブリンを同時に獲得し、且つ増殖因子の活性化を術者自身がコントロールできる画期的なTechnologyです。
PRGF-Endoret®の多用途性、安全性、有効性は個別化医療への道を開き、現在、とりわけ口腔や顎顔面の手術、口腔インプラント、整形外科、潰瘍治療、スポーツ医療、再生医学を含む非常に多数の医療と科学の現場で活用されています。(抜粋)
具体的にどう歯科臨床に役立てるのかといえば、先ずは、抜歯後のソケットプリザベーションに有効であろうと思われる。抜歯したあと、自然治癒を待っていると、骨の造成が遅く、その間、骨の吸収が起こって来る為、100パーセントの骨造成は期待できない。そこにPRGFを入れることにより、かなりの骨の吸収を妨げることが可能となる。それによって、後にインプラントを植立するにあたって、煩雑な骨再生手術の必要性がなくなるのである。更に歯周外科再生療法にも有効であろう。エムドゲイン、GTR、よりも確実な成功の可能性があると思う。とにかく骨の再生に関して他のどの材料よりも安全であり(患者自身の採血による為)安定している。
更にインプラント植率時の、骨再生、サイナスリフトオペのシュナイダー膜の保護等にも臨床応用できる。
うちのクリニックでも、早急に取り入れていくべく、7月にはPRGF認定のマスターコースを受ける予定である。
2013年06月06日 矯正治療
本日は駿河区大里中学校の春の歯科検診のため、9時前に大里中学を訪れた。校長先生及び教頭先生、養護の先生の手厚い挨拶と共に迎えてくださり、感謝の念に堪えませんでした。
生徒数は800人余りで、市内でも屈指のマンモス校ということなので、早速、手早く検診を開始した。
午後2時半からアヒルの子歯科にて月1回恒例の矯正研修会があるため、私としても力を入れて臨んだ。今回ついに私の矯正治療を実施することになった。
私には八重歯というものがあり、子供の頃から気にはなっていたものである。しかしながら、本当の意味での、プロフェッショナルな矯正医と巡り合うことができず、歯科医でありながら、矯正治療を見合わせてきた経緯があるのである。
一番のネックは第一小臼歯の抜去であった。しかしながら、今回左右大臼歯部の虫歯による咬合崩壊により、まともにかみ合わせることができなくなり、第一大臼歯抜去を前提とした矯正治療に委ねることにあいなったのである。
そうなると、信頼できるのは、研究会の講師でもあり、北海道大学の矯正科に長く在籍しており、現在東京赤坂で開業しておられる松野先生にお願いするのが当然の帰結であった。松野先生はとりわけ舌側矯正においては、日本でもトップクラスであり、世界にも名が通っている、権威であります。
私は本日取りあえずは、上顎にブラケットを」装着して、先ずは様子を見るということになりました。これは、私にとっては始めての経験でありますが、今後の展開を期待していきたいと思います。
2013年05月26日 インプラントライブオペ
昨日の疲れもなく、朝九時半から白鳥先生によるライブオペが開始された。
先ず最初の症例は上顎前歯部の骨の欠損が大きな部位へのインプラント埋入オペであった。インプラント埋入部の根尖側から、骨を移植した。本来骨移植は下顎レイマス、若しくは頤部からの移植が一般的であったものを、より侵襲の少ない上顎前歯、インプラント埋入部からの骨移植を考案したのは、白鳥先生がもしかしたら世界初の試みかも知れない。来月イタリアフィレンツェで開かれるワールドピエゾサージシステムオペテクニックで発表するということで、世界的評価が大変楽しみなテクニックです。
次は私の紹介した静岡市の患者さんです。
この患者さんは、やはり上顎で殆ど歯槽骨のない患者さん。取り外し式の義歯が入れられない方です。残っている歯は3本、ここで先ずノーベルガイドを造ります。その後抜歯して、歯肉を開いて、骨を削って平らにし、2つ目のノーベルガイドを合わせます。このテクニックがすごいのです。目分量で骨削除をし、ガイドを合わせるという、これもまた 日本国内では殆ど行われていないであろうガイドサージテクニックである、さすが静岡のガイドサージではトップクラスの私も唖然とするものであった。極めつけは全てのインプラント埋入付加を35ニュートン以上で行い、即日に取り外しの必要のない固定式インプラントブリッジの仮り歯が入れられたことであろう。
三番目は清水区の伊藤先生の紹介患者さんです。
上顎両側臼歯部に殆ど骨はありません。これもまた白鳥先生が編み出した、パラタルアプローチによるサイナスリフト、所謂ソケットリフトではなく、完全に歯槽頂部から切開を加え、最低限の侵襲によるサイナスプリザベーションである。但し、今回のオペにおいては、左右側の片側のシュナイダー膜がやや、薄くなってきたため、すかさずラテラルアプローチに切り替えるという、判断とその手際のよさ、恐れ入りやの鬼子母神といったところであります。いずれにしろ、非常に短時間で両側のオペが終了しまして、まさしく白鳥マジックといったところでしょうか。
2013年05月25日 ロータリークラブとインプラント研修会
本日は、2013~2014年度、ロータリークラブ静岡第4分区、第一回次期会長幹事会が清水区の大花で午前11時から13時まで開催された。私は今年度は静岡南ロータリークラブにおいて、副会長の役にあり、次年度は更に多忙となる幹事職を任されることになっており、出席することになった。来期はなんとこの様な会長幹事かいが年6回催されるということで、来期静岡ロータリーの志田さんが2620地区(静岡・山梨)のガバナーに就任され、張り切っておられるという結果であろうと窺い知れる。静岡第4分区は清水全5クラブと静岡7クラブ中4クラブ計9クラブにより構成されている。私は会議の間、三島で14時から行われる、インプラントセミナーにまにあうかどうか気が気でない思いで参加していたのである。なぜなら、明日行われるインプラントライブオペには、私が紹介した静岡市の患者さんのオペも有り、その重要な打ち合わせもかねているからだ。会議が終わると昼食会が始まり、私は早々に済ませ、中途で退席した。車を飛ばし、なんとか清水町にある研修会場の白鳥歯科インプラントセンターに到着いたのは14時5分前であった。
インプラントセンターには全国から二十数名の、インプラント臨床を手掛ける精鋭のドクターが集まっており、知った顔も何人かいた。とりわけ、静岡インプラントプランニング教室からは、私、焼津市の井沢先生、清水区の伊藤先生の顔もあった。ちなみに明日のオペ3人目の方は伊藤先生の紹介である。
明日のオペは、白鳥先生の患者さんが最初で、次が私の紹介患者さん、お昼をはさんでに伊藤先生の紹介患者さんということで、明朝9時半から、3つのオペを行うという強行日程であり、いずれ劣らぬ難しい症例である。その検討が行われた。
18時から、センターの庭で焼き肉ガーデンパーティーが開催された。ハプニングとして、やや早めの白鳥先生の誕生パーティも行われた。私を始め白鳥先生の友人たちが持ち寄ったドンペリも振る舞われ、和やかな雰囲気で初日の研修を修了した。
いよいよ明日が、本番のライブオペということでこうご期待である。
2013年01月31日 インプラント研修会
2012年4月から始まった、インプラント臨床の専門医を目指す、日本インプラント臨床研究会の認定講習会は2012年11月11日をもって終了した。毎月2日ずつ、10月は3日間開催された。所謂100時間コースと呼ばれているものだ。無事皆勤で終えることができた。私は今回の受講生の中で最年長であった。特に、講習会の講師で熊本市開業の中村社綱先生の講習に感銘を受けた私は、空かさず12月から始まった、中村先生主催の、インプラントソリューションマスターコース、別名(N-peri)といわれているコースを現在受講している。これが終了すると、コンセプト21の会員になることが可能となり、更なるステップアップの道が開けてくる。
2012年10月28日 ブロック研修会
、Exellent Breath Alliance Clinics toukai 東海ブロック研修会が、コンペンションルーム 名古屋名駅にて開催されました。
これは、ほんだ式口臭治療の提携クリニックで、東海地区で開業している歯科医を対象に年に一度名古屋市で行われています。今年は、三重県の医療法人ワールデントあかつき台歯科医院の幹事により恙無くおこなわれました。
2012年10月23日 GSEとフレンドシップ
一つは静岡南ロータリークラブにおけるGSE(ロータリー財団研究グループ交換)、南カリフォルニアのロータリアン5人のメンバーの,我がクラブへの例会訪問がありました。
うちのクラブの例会は葵タワー4階のグランディエールブケトーカイにて、毎週火曜日の12時30分から13時30分に開催されており、本日が2341回目の例会でした。現在私は副会長職を務めております。
GSEメンバーの5人は、午前中は岸本会長の(株)岸本工業、例会の後は、片山幹事の清水エルエヌジー基地見学も行いました。
夜は、フレンドシップフォースのホームステイ受け入れの、フェアウェルパーティがアイセル21にて18時30分から開催されました。私、妻、息子と家族全員で行きました今年はブラジル,赤道近くのレシフェクラブから10名いらっしゃって、本日から1週間6家庭にステイします。うちには女性2名がホームステイします。
2012年10月21日 日本口腔インプラント学会認定講習会
21日、日曜日は日本口腔インプラント学会認定講習会通称インプラント100時間コースが東京駅八重洲口京橋のアストラテック株式会社の研修室で開かれました。本年度の4月から、上野の株式会社松風の研修室をメインに土日に2日間月1回のぺースで開催されてきましたが、今月に限り2回目の開催となりました。余すところ11月10、11日が最終となり、修了証書を授与することになります。これにより、日本インプラント学会の認証医、専門医への道が開かれることになります。