院長ブログ

2013年09月14日 インプラント学会3日目

いよいよ、本日から各セッションに分かれて多くの会場でシンポジウムが開催されます。

午前9時、取りあえずメイン会場の一つである、福岡サンパレスホールの1Fで、テーマ(リスクマネージメントから考える確実な外科治療)を聴講することに、途中で福岡国際会議場のメインホールに移り、臨床の疑問に答えるというテーマを聴講しました。昼になったので、ランチョンセミナーに参加して、午後からは、海外からの招待講師の講演を聴講しました。その後、インプラントと天然歯の長期安定を目指してというテーマのイブニングセッションを聴講し、18時20分に会場を後にしました。

一寸、疲れたかな~('_')

2013年09月13日 インプラント学会第2日

本日のメインテーマはインプラント専門医教育講座です。

理事長講演、倫理委員会セミナー、専門医教育講座が行われました。

会場の福岡サンパレスホールは1000人以上の会員で埋め尽くされました。

明日からいよいよ、各セッション別のシンポジウムが開催されます。

非常に楽しみです。

2013年09月12日 日本口腔インプラント学会

明日から、15日まで福岡市で開催される第43回日本口腔インプラント学会に参加するために、富士山静岡空港15時40分発の飛行機で博多に飛び立ちました。到着は17時10分の予定です。

事前に友人である南ロータリーの前田さんと日本平ロータリーの長橋さんが、同じ飛行機で九州への小旅行に行かれるということで、博多のせいもん払いで晩御飯をご一緒するお約束をしておりましたので、本日は前夜祭ということで精々盛り上がりまして、明日から3日間みっちり勉強することにします。

ちなみに博多のせいもん払いは、玄海灘の美味しい魚介類が食せてお奨めです。

 

 

2013年08月27日 医院見学

本日は東京医科歯科大学歯学部各員臨床教授で、BTI社公認PRGF-Endoret日本協会講師でもあられます、千代田区神田小川町でご開業の塚原宏泰先生の診療室を見学させていただきました。

お目当ては勿論、うちのクリニックでも9月から導入予定のPRGFによる骨造成の臨床応用のオペ見学です。

上顎小臼歯抜歯、3壁性骨欠損症例において、とりわけ頬側骨の全くない症例であり、その部位を抜歯したのちどのようにPRGFを応用していくかの症例でした。

PRGFの造り方から、所謂サンドウィッチテクニックに及ぶまで、事細かに教えていただき、大変有意義な医院見学でした。

ちなみに、オペを受けた患者さんの奥さんの実家は静岡市にあるそうです。

そんな会話も自然にできる、都心にありながら実に気さくな塚原歯科クリニックでした。

塚原先生誠にありがとうございました。

2013年08月26日 aois定例会

本日はaois(浅草オステオインテグレーションインプラントスタディクラブ)の定例会が浅草歯科医師会会議室で開かれました。

ゲスト講師は静脈内鎮静法・無痛治療の出張サービスを行っている、福田原先生です。

先生は1983年北海道大学歯学部を卒業後、同大学歯科口腔外科、同歯科麻酔科勤務を経て、

歯科麻酔認定医を取得、札幌、及び東京赤坂での開業の後、昨年から東京歯科麻酔サービスを開催なされております。

インプラントオペ、及び他の口腔外科領域手術のリスクのマネージメントに関して、懇切丁寧に教えていただきました。

実践に即したものが、盛りだくさんで大変ためになりました。

ちなみにうちのクリニックでも、インプラントオペのさいには、静脈鎮静を希望なされる場合、歯科麻酔医の対応が可能ですので、気軽に相談なさってください。

2013年07月28日 BTI認定コース

本日はBTI認定コースが東京駅近くの八重洲ダイビルで開かれました。

私は場所の確認が疎かで、主催者に事前に頂いた地図を忘れてきてしまったため、少々たどり着くのに難儀しました。途中同じ市内で開業するM先生と遭遇しました。

彼もまた別の研修会参加の為、場所を探しているようでした。

さて、この認定コースですが、PRGF-Endoret治療を行っていく為に受講しなければならない研修会です。患者様から採血し、それを遠心分離機にかけて、血小板成分を取り出し、骨再生に応用するというものです。

抜歯窩及びインプラント埋入時の骨造成に臨床応用します。

骨のない部位へのインプラント埋入が可能となります。

2013年07月14日 熱海合宿

本日から私が所属している日本インプラント臨床研究会の全員症例発表会が、毎年恒例の熱海ニューフジヤホテルで一泊二日で開かれました。

うちの会には56歳ルールというものがありまして、満年齢56歳以上の会員は症例発表を定例会において免除していただけるというものです。

偶然にも1956年11月生まれの私は、その範疇に入るため、症例発表を少々躊躇しましたが、やはり参加するのであれば、自分の鍛錬の為にも、症例を出すことに決めたという経緯があります。

さて、最初私は、何を勘違いしたのか、学会発表ためのケースプレゼンテーション試験の予演会抄録として提出してしまったのですが、私の症例はそれには不向き(学会発表は、様々な制約があり、かつてのフィギュアスケートの規定演技のよなもの、どちらかというと私の演題は、フリー演技に属する)為、急遽一般公演に振り替えていただき、事なきを得ました。

処で、この合宿の名物は、その日の症例検討会を夜中まで行うというもので、かなりの激論が闘われるようなのですが、私はというと初参加の緊張の為か、早々と床についてしまい、参加する意義が半減してしまったのは残念でした。

来年は遅くまで頑張ろうと反省しています。

2013年06月27日 休日のできごと

休みでまだベット内にいた私に、朝から吉報が入った。9月7日に私と白鳥先生の師でもある、熊本市開業でインプラントセンター九州を開設されている中村社綱先生を招聘して、東海地区のノーベルプランニングセミナーを静岡市で開催するという知らせであった。それへの参加と私にも1ケース症例を出してくれないかという依頼であった。4月以来半年ぶりの社綱先生との再会であり、私は勿論快く承諾した。

ベッドから起き上がると、散髪に行こうと思い立ち行きつけの床屋に行って帰ってきたところ、すかさずパソコンメールから、来週の静岡南ロータリークラブ第1回定例理事会の召集通知作成の依頼が弁護士の荒巻次期会長からあった。そう私は来月から南ロータリーの幹事をすることになっていたのだ。事務局の水野さんと電話にて打ち合わせて、2人で作成していった。そうこうするうち今度は診療室の電話工事の人が来た。電話機の親機同しが近過ぎて、接触不良を起こすことがみられ、その付け替えにきたのである。3時間ほどかかった。配線工事に時間がかかったとのことであった。そのあと、文房具を購入しに買い物に行き休日の一日が過ぎて行った。

2013年06月26日 静岡ノーベルプランニング教室

本日は、月に1度のノーベルクリニシャンプランニング教室が静岡市葵区伝馬町ペガサート行われた。私はうちに勤務している小柴先生とともに出席した。今回は久々に私のケースプレゼーションを控えさせてもらった。今月はやや多忙だったのと、来月、初の浜松におけるプランニング教室のケースプレを依頼されていたためである。本日は、5月25日に白鳥歯科でおこなわれたケースの白鳥先生によるプレゼンテーション他、市内の2人の先生、及び沼津から参加された先生の計3ケースのプレゼン、そして極めつけは、先週白鳥先生が参加してきた、イタリアフィレンツェで開かれた、ピエゾサージェリーアカデミーの学会発表であった。そこで白鳥先生は講演して、なんと5人選ばれたアクティブメンバーに選出されたとのことである。日本人としてとても名誉なことである。会議の後のフィレンツェの最高級ホテルでのディナー、地元の歯科医師の計らいでミケランジェロやラファエロなどの作品が展示されている美術館を閉館後にもかかわらず貸切で鑑賞できたとか、まさしくかの国の歯科医師の社会的地位の高さを感じずにはいられない。実は私も白鳥先生に一緒に行かないかと誘われたのですが、ぐずぐずしているうちにチケットが取れなくなり、今回は断念したという経緯があります。う~ん残念でした。でも2年に1回開催されるということで、次回いけるように今後もインプラント臨床に精進したいな。

2013年06月21日 難しいオペ

本日は午前午後に、インプラントの1次オペがあった。

特に午前中のケースは難症例であった。下顎側切歯2本抜歯後、即時にインプラント埋入し、もともと欠損していた、下顎中切歯部位を含めて4本の仮り歯をいれるというものだった。下顎側切歯の埋入場所はくびれており、骨を保存することが、非常に困難と思われたからだ。先ず、最初の抜歯で、一切骨を傷つけてはいけない。少しでも骨が欠けるとすべてが水の泡となってしまう。その為、十分時間をかけ、ぺリオトームという特殊な器具を用いて、なんとか骨を全く破壊することなく抜歯することができた。次にドリル形成、これも一寸でもぶれると唇側のくびれた部分の骨が飛んでしまう。ノーベルガイドに沿って、舌側の皮質骨に沿わせて2mmのドリルで形成していった。そして、2.4~2.8mmのドリル形成に移った、これも慎重に行わないと唇側骨の裂開につながる。そしてインプラントフィクスチャーの埋入に移った。ここが最高に難しい。今回使用するのは3.5mmの径13mmの長さのノーベルスピーディーグルービー。本来その部位に入れることはできない太さのフィクスチャーである。これをインプラントエンジンを使用しないで、レンチを使って埋入していった。それは少しずつトルクをかけて、骨を開いていかなければならないからだ。インプラント体の埋入トルクで細い骨を少しずつ開いて埋入するテクニックが必要だ。いわゆるリッジエクステンション(歯槽堤拡張術)といわれるものの応用系である。本来は特殊なバーを用いて骨の太さを拡大していくテクニックであるが、今回はインプラントそのもので拡張していくというより高度なテクニックである。下顎前歯部は皮質骨が固く薄いため、最もリッジエクステンションが困難と考えられている。今回それに用いたのが、ノーベルスピーディーグルービーである。ノーベルの5種類あるインプラントの中で、骨にダメージを与えず掘り進めるのに最も適したインプラントフィクスチャーである。何度も入れたり戻したりを繰り返しながら、2本のインプラントを無事、一切の骨の裂開もなく予定通りの位置に埋入することができ、オペ後CTをとって確認して終了した。

午後のインプラント埋入オペは特に問題なくガイドを使用して20分程で終了した。

夕方からは、ロータリークラブ2620地区第4分区の会長幹事の引き継ぎ会が清水駅前のやすい軒で開かれた、うちのクラブからは今季幹事の片山さん、来期の会長荒巻さん、そして来期の幹事である私と3人出席した。私は今期副会長として、会長、幹事の代理出席を何度かさせていただいている為、顔見知りも何人かおり、大変和やかに交わることができ、昼間の疲れもふきとんだといったところであった。

 

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